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こちらの記事では、私の日本株のポートフォリオを具体的にご紹介します。
このポートフォリオを、参考にしていただくも、あるいは反面教師として自己の投資に活かしていただくも、皆さまの自由です。皆さんにとって、少しでもお役に立てることを心より願っています。
市場の変動に応じて日々更新される私のポートフォリオを通じて、投資の喜びや苦労、学びを皆さまと共有し、一緒に成長していける環境を築いていきたいと思っています。初心者の方から経験豊富な投資家まで、どなたでも歓迎します。
透明性を重視し、失敗から成功までのすべてを包み隠さず公開することをお約束します。
毎週、最新のポジションを掲載し、リアルタイムの情報をお届けします。ぜひ、私の投資の旅にお付き合いいただければ幸いです。
日本株投資をする前提条件と1株投資について
- 日本株へ投資する前提条件
- 日本株を1株単位で投資する理由
日本株へ投資する前提条件
わたしは価値提供の一環として、ポートフォリオを公開しております。ですが仮に参考にする方がいた場合、先に前提を知っておいた方が良いと思いますので、先に投資における前提をお伝えします。
- 前提条件
- ①生活防衛資金を既に確保している
②『新NISA』『企業型DC』・『iDeCo』等の税優遇制度の利用し、全世界・先進国株式インデックスファンドへ積立投資を行った後のお小遣い枠で行う
③個別銘柄にこだわらずETFも選択肢に入れる
④投資スタイルは固定化しない(投資目的は銘柄ごとに設定)
⑤単元単位(100株など)の買付ではなく、1株単位かつ低コストで買付可能な証券会社を利用する
私は現在、取引コストが一切不要のSBI証券のS株を利用しています
個人的に① 生活防衛資金を既に確保しているという考えは大切にしています。「貧すれば鈍する」というように、生活苦は物事の判断を鈍らせるからです。その点から「生活防衛資金の確保」することは、投資をする上で最低限の素養だと考えています。
②に挙げた税優遇制度は、利用の有無で投資パフォーマンスに大きな影響があるため利用しています。iDeCoや企業型DCなどの確定拠出年金の有効性については、主義・ライフスタイルによって判断が分かれます。私はメリットの方が強いと判断したため、企業型DCを利用しています。
なお2024年1月からスタートした新NISAの成長投資枠であれば運用益が非課税となります。ですが課税口座と違い、損益通算・繰越控除はできません。つまりNISA口座を利用して損失を計上した場合、税優遇制度の恩恵を受けることができないのです。
わたしはそのことを踏まえ「お小遣いと呼べる範疇の金額」を「特定口座(課税口座)」で「個別株に投資」しています。
基本的に「投資すればトータルリターンが上がると思われるもの」に投資します。現時点2024年が明けた時点ではバリュー株もしくは増配株へ投資するケースが多いです。ですがパフォーマンスが上がると思えば、グロース・バリュー等のこだわりなく投資する心持ちでいます。
日本株を1株単位で投資する理由
日本株を1株で投資をする理由
・相対的にみて、日本の中小型株であればリスク・プレミアムが効率的に得られると思った
・日本の情勢・情報が得やすいのでアクティブ投資しやすいと思った
・まとまったお金がなくてもはじめやすく、続けやすい
・売買タイミングを分散することができる
・「一定のゾーンから買い下がる」という運用がやりやすい
上記の利用から、日本株で1株の単位投資を行っています。
「収入が人並み」かつ「他の金融商品にも投資した後」という条件下で、ゆるく個別株投資を続けています。お小遣いレベルでも続けると案外馬鹿にならない金額になりますね。(2024年前半時点で100万円を超えています)
売買のすべて自分で判断するアクティブ投資なので、はっきり言って万人には向かないと思います。
ですが刺激・思考の機会・多くの金銭的恩恵を与えてくれる可能性がある、それが個別投資です。気になった場合は、少額から挑戦してみてはいかがでしょうか?
甘くない世界なのは織り込み済み!!
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1株投資をする上での売買ルールを設けています。もし売買ルールが追加された場合更新していきます。
1株投資の売買ルール
・ダブルバガー(2倍になった株)になったら半分の数量を売却する
・粉飾決算は全量売却する
配当金についてはこちらの記事にまとめていますので、興味がある方はご覧ください。
日本株 ポートフォリオ
現在のポートフォリオは下記の明細・グラフのとおりです。
- 日本株ポートフォリオ 明細
- 日本株ポートフォリオ 時価総額構成比
- 日本株ポートフォリオ 配当金構成比
日本株ポートフォリオ 明細
日本株ポートフォリオの明細です。証券コード順に並べています。
皆さんにとっては損益・損益率・受取配当金(予想)・簿価利回りが注目ポイントになると思います。
取得価額 | 評価額 | 損益 | 損益率 | 受取配当金(予想) | 配当利回り(簿価) |
1,237,242円 | 1,511,164円 | +273,922円 | +22.14% | 56,737円 | 4.59% |
もう少し視覚的に状況を把握できるようにバブルチャートを用意してみました。
縦軸・バブルの大きさが時価総額、横軸が損益を表しています。
BBS(ビジネスブレイン太田昭和)が復活したけど、代わりにニホンフラッシュが怪しく…
個人的に期待している銘柄は別記事で紹介していますので、良かったら合わせてご覧ください。
※これはそのまま買付を推奨するものではなく「こんな風に考えて投資している人もいるんだ」と参考程度にしていただければ幸いです
【5388】クニミネ工業は日本ベントナイト界のトップ企業【銘柄分析】
【5933】アルインコは高配当×成長が期待できるニッチマーケットの雄【銘柄分析】
日本株ポートフォリオ 時価総額構成比
日本株のポートフォリオを時価総額構成比をグラフ化しています。内のドーナツが業種、外側のドーナツが銘柄にです。
特定の業種・銘柄に偏りすぎないよう「各業種20%以下」「各銘柄10%以下」を目安に買付を行っています。
ですが値動きに由来する短期的な偏りについては、±5%を超えなければ無理なリバランスはしない予定です。
現在は『その他製品』がトップです。
銀行業・金融業・大手通信の比率を上げたいと思っていますが買付できていません
今は[9432]日本電信電話が125円くらいになるのを眺めているみたい
最近はツリーマップを表示するツールが増えてきているためツリーマップも用意しました。こちらの方がボリュームの比較がしやすい気がしますね。
日本株ポートフォリオ 配当金構成比
日本株のポートフォリオを配当金構成比をグラフ化しています。このグラフでは業種・銘柄からどれだけの割合で配当金が支払われるかを確認することができます。
内のドーナツが業種、外側のドーナツが銘柄を表してます。
配当もトータルリターンの1つ…減配・無配は株価の暴落に繋がりやすいです
「配当利回りが高いから」という理由だけで買うと痛い目見るわよ…
商品化されている日本株高配当ETF(例 1577 NEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型上場投信)とは、組入構成が大きく異なっているのは個人的に面白いと思っています。
私のポートフォリオに銀行・携帯・保険・電気がほとんどないのは、私が欲しい水準まで下がってこないためです。チャンスだと思えば買付していきます。
「押し目待ちに押し目なし」は稀によくありますが、そういうものです(諦め)
私個人にとって配当はトータルリターンにおける一要素と割り切っています。配当を軽視するわけではなく、あくまでトータルリターンを最重要視するということです。
その観点において、配当額・配当利回りだけに踊らされないように気をつけていきたいところです。
ダブルバガー銘柄記録
日本個別株を続けていく中で、ダブルバガー銘柄が増えてきました。その記録をまとめています。
ダブルバガーした銘柄についてはルールどおり、すべて半分利確しています。そのため一銘柄における最大利益額は限定されますが、着実に積み上げることができています。
順番 | [ティッカー]銘柄 ※リンク…X(Twitter)投稿 | 達成後売却 |
---|---|---|
① | [8306]三菱UFJフィナンシャル・グループ | 2023/1/17 |
② | [5021]コスモエネルギーHD | 2023/8/2 |
③ | [7523]アールビバン | 2023/9/1 |
④ | [5101]横浜ゴム | 2023/11/28 |
⑤ | [4220] リケンテクノス | 2023/11/6 |
⑥ | [6209]リケンNPR | 2024/1/9 |
⑦ | [5011]ニチレキ | 2024/1/18 |
⑧ | [5344]日本特殊陶業 | 2024/1/18 |
⑨ | [4832]JFEシステムズ | 2024/1/22 |
1株投資と日本株ポートフォリオ公開のまとめ
前提条件に挙げたように手間かけずにそれなりのリスクで資産の最大化を狙う目的の方には全世界株式インデックスファンドへの投資をおすすめしています。実際に私も投資資金の大半はそのように運用しています。
ですがその一方で自身のリスク許容度の範囲であれば個別株への投資・投機をしても良いとも考えています。なぜならより大きいリターンを狙おうとする欲は、人間として自然なものと考えているからです。
個別株投資は、大多数の人にとって
「資産最大化という観点で、非合理的な投資行動」となる可能性が高いことを理解しておきましょう
わたしは非合理的な行動と理解しつつも、感情面で後悔を残さないように挑戦を続けています
実際に成功している投資家・トレーダーは存在するため、正しい方向性の研鑽を続ければ成功する人も多少いることでしょう。とはいえ誰もがその素養を持ち合わせるわけではなく、またお金・時間に余裕があるわけではありません。また身に余る欲や感情を暴走させてしまったことで、身を滅ぼす人もいます。少なくともアクティブ投資は広告のチラシやSNSに溢れているような甘い世界ではありません。
良いときも悪いときも常にポートフォリオを公開しているのは、主に投資初心者に対してアクティブ投資を疑似体験をしてほしいからです。私の思いとしては「アクティブ投資の手間が必ず報われるとは限らない、しかしインデックス投資の成績を上回れる可能性がある」程度の温度感でやっています。
1株投資は人によっては端金で遊んでいる投資に見えるかもしれません。ですが、小さく始めて大きく育てる意識で真剣に挑戦していますので、応援いただけると嬉しいです。
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