
どうも、ほたるです。
今回は「30代からはじめるお金の勉強」がテーマです。
- 30代からお金の勉強をはじめても遅くないか?
- まず何からはじめれば良いか?
- どうやってお金の勉強したら良いか?
- お金の勉強する際に注意しなければいけないことは?
ということについて、疑問や興味がある方の悩みを解消できる記事です。
わたし自身、30代になったタイミングで漠然と不安になり、お金の勉強をはじめた人間です。
いろいろ寄り道をしてきましたが、純資産額は着実に積み上げすることができています。
お金の勉強しはじめてからは、目に見えて精神的にも経済的にも安定してきています。
この記事を読み終えることで、『30代からお金の勉強をはじめることについての悩みを解消』でき、『お金の勉強をすることのハードルを下げること』ができます。
30代からお金の勉強をはじめても遅くないか?
結論から言うと「まったく遅くないです」
しかし早ければ早いほど良いのも事実です。少しずつでもはじめていきましょう。

0だったものが1になるだけで大きく変われますよ
遅くないと断言できる理由
遅くないと断言するのは客観的事実が存在するからです。
厚生労働省が発表している『令和元年寿命中位数等生命表上の生存状況』によると、男性の平均寿命は81.41歳、女性の平均寿命は87.45歳です。
さらに平均寿命は徐々に伸びている傾向があることが確認できます。
つまり30代の大部分は人生の折返し地点までにすら到達していないということです。
だからこそお金の勉強をはじめるのに「まったく遅くない」というわけです。

遅すぎるということがない…なら後回しにしても良い?
平均寿命が長いことを知って
「これまでは何とかなっているし、時間に余裕ができたらはじめよう」
「どんどん寿命が伸びているのであれば、本当に必要になってからでも良いかな…」
という方もいるかもしれません。

それは一番後悔する思考パターンです!!
はじめるのが遅くないということは、お金の勉強を先延ばしする理由にはなりません。
理由は下記のとおりです。
- お金の勉強は一朝一夕では身につかないから
- 若ければ若いほどお金の勉強による良い効果を得られる期間が長くなるから
- 経済的な大きい失敗をした場合、挽回するためにお金や時間がかかるから
お金の勉強は早ければ早いほどあなたの人生をより良くする可能性を高めてくれます。
そして経済的な大きい失敗からあなたを守ってくれます。
時間は遡ることができません。「あのときやっておけば…」と後悔しても遅いんです。
知ったこのときからはじめるのがベストです。
まず何からはじめれば良いか?
「お金の勉強が大切なのは分かったけれど、何からはじめれば良いんだろう…?」
そう思った方はいませんか?
お金の勉強って範囲が広すぎる割に難しいことが多いので、スタートする場所を間違えると大きく遠回りしてばかりか、場合によっては詐欺に遭ってしまう可能性さえあります。
まず何からはじめれば良いかを紹介していきたいと思います。
まずは自分の資産状況を把握しましょう
わたしは自分の資産状況を把握することが1番かんたんで、効果が高いお金の勉強だと考えています。
「自分の資産状況なんて大体分かってるよ」
そんな声が聞こえてきそうですが、その「大体」っていうのが罠だったりします。
感覚ではなくて実際に数字として把握してみましょう。
それにはバランスシートを作成することが一番です。
バランスシートとは貸借対照表とも呼ばれる財政状態を表す財務諸表の一つです。
バランスシートとの優れているところは、あなたの家計もトヨタ・Googleのような大企業の財政状態もこのバランスシートで説明できることです。
言葉は知らなくても下のファイルの各項目に数字を当てはめることで
『資産』『負債』『純資産』『自己資本比率』が表示されるようになっています。
しれっと記載した『自己資本比率』は安全性を評価するもので基本的に「高ければ高いほど良いもの」程度に認識してください。
※どなたでもかんたんにできるように流動・固定の部分は省いています。
※エクセルの方が自動計算されるのでおすすめです。
(レイアウトは少し崩れますが、Googleスプレッドシートでも計算式は有効です)
バランスシートを作成してくれた方、本当にお疲れ様でした。
現時点で自己資本比率が50%以上の方はかなり経済的感覚が優れていると思います。
逆に『債務超過』状態になっている方は改善が必要があるかもしれません。
しかしここで絶望したりヘコむ必要はありませんよ。
なぜなら自分自身の状態を把握することに成功したからです。
そして大切なのは現状を把握した後に、正しい行動をすることです。
これから少しずつ改善していきましょう。
純資産を増やすために最初にやること
『資産』を増やし、『負債』を減らすことで『純資産』を増やすことができます。
手段をシンプルにすると下記のとおりになります。
- 収入を増やす
- 支出を減らす
- 資産を使ってさらに資産を増やす
大きく分類すると結局この3つに集約されます。
そしてこの中で一番ハードルが低い割に効果が高く、比較的再現性が高いのが
『支出を減らす』ということです。
だからこそ脇目を振らず最初は『支出を減らす』ことに集中しましょう。
『収入を増やす』・『資産を使ってさらに資産を増やす』ことも非常に大切なことです。
これらも取り組んでほしいことですが、一旦後回しにしても大丈夫です。
お金の勉強を続けていると、きっとどちらも取り組みたくなりますから…。
(もちろん並行して学べるなら並行した方が効果が高くなります)
『支出を減らす』にはどうしたら良いの?
これまで自然と支出を抑えられていた方は良いのですが、これまで好き放題お金を使ってきた方は闇雲に支出を減らそうとしても、結局ストレス発散に散財してしまうことが多いです。
(過度な自分へのご褒美♡などです)
『支出を減らす』にしても色々コツがあります。
まずはコツを知って、成功体験を重ねて徐々に支出を減らしていきましょう。
支出を減らすコツ
・固定費の削減から取り組む
・『消費』と『浪費』を区別し、『浪費』を減らす
・お金を支払う場合、価格ではなく「価値」で判断する
・最初に収入から一部を寄せて、貯蓄・投資にまわす
それぞれ支出を減らすために有効なコツだと思います。
特に1.『固定費の削減から取り組む』と4.『最初に収入から一部を寄せて、貯蓄・投資にまわす』は再現性に加えて、継続性から見ても自信をもっておすすめできます。
飽きっぽい性格の方でも最初に仕組みを作るだけで、継続できるのできっと効果が出やすいですよ。
どうやってお金の勉強したら良いか?
実はお金の勉強については生活のありとあらゆるところで可能です。
- 新聞を読む
- ニュース番組を観る
- 経験豊富な身近な人に話を聴く
- 読書をする
- You Tube動画を視聴する
もちろん他にもたくさんあります。
個人的には読書・You Tube動画の視聴がはじめやすく継続しやすい勉強方法だと思います。
ぜひこの機会にお金の勉強をはじめましょう。
資産運用に関係する良書を繰り返し読書する
わたしはお金の勉強をはじめるまで漫画や戦国時代が舞台の小説を時々読む程度の人間でした。
なので読書好き人間というわけではありません。
ただ近くにお金のことについて学べる人間がいなかったので、ダメ元で色々なジャンルの片っ端から読書していました。
見栄えだけが良い、あまり参考にならない書籍も数多くありましたが、中には良書と呼べる書籍がいくつかありました。
わたしは良書に書かれた内容を繰り返し学び、実践し続けることで純資産が増えるペースがかなり上がったと実感しています。
学びから成功につながった体験ができると「もっと学びたい」という気持ちが湧いてきやすいので、お金の勉強が継続しやすいです。
おすすめの本をご紹介しますので、参考にしてみてください。
ビジネス系・本要約系YouTubeを視聴する
最近は、ビジネス系・本要約系のYouTube動画が非常に多く発信されています。
本を読む習慣はなくても、You Tube動画を視聴する習慣がある人は多いのではないでしょうか?
「読書は少しハードルが高いなぁ…」と思う方も、「You Tube動画の視聴ならやれるかも?」という気持ちになりませんか?
実際にわたしはYou Tube動画を視聴するところからはじめました。
何かをはじめて継続するためには、習慣化できるか否かが重要になります。
そのハードルを下げるためには生活に溶け込んでいるYou Tubeの視聴は有効だと思います。
今は本当に素晴らしいチャンネルが増えています。
きっとあなたにあったチャンネルが見つかることでしょう。
お金の勉強する際に注意しなければいけないこと
これまでお金の勉強を勧めてきましたがお金の勉強をする際に注意していただきたいことがあります。
それは…
世の中にはあなたの資産を狙っている人がたくさんいる
ということです。
具体的にはお金の勉強の過程で、詐欺やトラブルに巻き込まれる可能性があるということです。
(お金の勉強そのものが原因で詐欺やトラブルに巻き込まれるわけではありません)
お金の勉強をはじめていくとそのうち、様々な情報を目にします。
魅力的な謳い文句ですが、ほぼ間違いなく詐欺案件です。
お金の勉強をはじめたばかりの初心者を狙った、詐欺の常套手段です。
今も昔も詐欺はきっと無くなりませんし、その手段も状況に応じて複雑になっています。
そのため常に自分が騙される可能性があることを忘れてはいけません。
仮に詐欺ではなくても、一企業が仕掛けてくる詐欺まがいな案件もあるので油断はできません。
(利益を強調し、リスクを過小評価させるような投資の営業など)
ここで勘違いしてほしくないのは、お金の勉強をすることが悪ではないということです。
むしろ、お金の勉強をすることは将来的に自分の資産を守ることに繋がります。
お金の勉強が足りていないからこそ、甘い話にかんたんに飛びつくし、雑な設定に対しても疑いを持たないのだとわたしは考えています。
騙されないコツ
・投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットの年平均利回りは20.9%という基準で考える
→その投資成績を上回るだけの優位性がそもそもあるのか?(月平均利回り5%ですら眉唾?)
→そんな優位性がある手法をなぜ他人に紹介しているのか?(紹介者は全財産をその手法に投じれば良いのになぜそれをやらないのか?)
・お金の流れを考えて、誰が一番得をするのかを考える
→この不動産投資は絶対にやった方が良いと不動産会社の営業から提案された(販売する不動産会社もしくは営業がなぜその不動産投資をしていないのか)
・お金に困っている等の助けを求められた場合
→どんなに仲が良い友だちでもお金を貸さない。その代わりお金の勉強で学んだ知識で助ける。「借金」「離婚」「相続」などの法的トラブルは国によって設立された法テラスを紹介する
「住宅」のトラブルは国民生活センターや住宅リフォーム・紛争処理センターを紹介する
国や市町村の補助制度を紹介する
それでもお金を貸したいなら必ず借用書を結んでから貸す。
資産を増やすだけではなく、大切な資産守るのもお金の勉強です。
詐欺被害のニュースが絶えないからこそ、わたしたちは学び続ける必要があります。
せめて手の届く範囲の人たちを守れるように日々学んでいきましょう。
まとめ
お金の勉強をしたいけど、まとまった時間をとれない…そういった方もたくさんいることでしょう。
そもそも新たに勉強をはじめることは少しハードルが高いことのようにも見えます。
しかしお金の勉強をするのに、大学受験のようないわゆるガリ勉をする必要はないです。
重要な要素を優先的に学び、そこに自分の生活に合ったものを少しずつ積み上げしていく…
それだけです。
一般庶民がお金の勉強する理由は経済学者や証券会社のディーラーになるためではありません。
自分の人生に必要なものを学び、それを実践し、自分の人生を豊かにするためです。
今までテレビ・ゲーム等の娯楽に費やしていた時間をほんの少しお金の勉強に割り当てるだけです。
1日に数分、一週間で十数分、一ヶ月で一時間弱でも必ず効果が現れてきます。
まずはお金の勉強をはじめて、たとえ少しの時間だったとしても継続し続けることが大切です。
この記事があなたやあなたが幸せにしたい人のために、お金の勉強をはじめるきっかけになれたら幸いです。