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インデックス投資の隠れた真価 〜年間1時間の管理で得られる自由〜

ほたる
公開日:
約12分

どうも、ほたるです。

投資を始める前の私は「投資って管理が大変そうだな」と思っていました。 毎日チャートをチェックして、ニュースに一喜一憂して、売買のタイミングを考えて、と。 そんなイメージを持っていたんです。

でも、インデックス投資(=市場全体の平均的な値動きに連動する投資信託)を5年以上続けてきて、はっきりしたことがあります。

管理の負荷は、想像していたよりずっと低いんですよね。

そのおかげで、投資をしながら投資以外の「やりたいこと」も全部できています。 今日はこのことを書いてみたいと思います。

実際どれくらい管理してるのか

私の場合、インデックス投資にかける管理時間は年間で1時間程度です。 月に換算すると5分未満。ほぼゼロと言ってもいいかもしれません。

年間の管理時間
約1時間
月に換算
5分未満
積立設定の変更
一度もなし
新NISA開始から

なぜそんなに少ないのかというと、2024年の新NISAスタートから設定した積立金額を、それ以降一度も変えていないからです。 細々と買い増しもしていません。 ポイントを使うためにスポット購入はしていますが、気づいたときに決まった銘柄を買うだけなので、数分で終わります。 ※ちなみに eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 愛称:オルカン を買っています

もちろん家計簿アプリで資産全体のバランスをチェックすることはあります。 でも、それはインデックス投資単体の管理ではなくて、日本株や米国株も含めた全体像を見るためです。 インデックス投資のためだけに何かしていることは、ほぼないに等しいんです。

ちなみに、私は日本株式の個別株も少しだけやっています。 こちらは昼休みの5分で価格やチャートを見て、端株投資しています。 金額は小遣い程度ですが、正直インデックス投資よりははるかに手間がかかります。

もし個別株だけを戦場にしていたら、週に数時間は取られていたはず。

年間の管理時間(インデックス投資 vs 個別株メイン)
約1時間 インデックス投資 約150時間 個別株メイン
※個別株は「週に数時間」を年間換算した目安

相場が動く時間に張り付いて、決算を読んで、業界ニュースを追いかける。 もし個別株をメインにしていたら、そういう毎日になっていたと思います。

でも今、年収を超える金額が動いているのに、私はほとんど何もしていない。

これが、インデックス投資の一番見落とされがちなところだと思います。

もちろん、個別株をやる以上は一定の取り組みはしています。ですが、恐らく努力量はメインを張るには全く足りないでしょう。

そういう意味で、インデックス投資は手間がかからなくて感心します。

管理が少ないからこそ、手に入ったもの

では、浮いた時間で何をしているのかというと、こんな感じです。

1 園芸
2 ビオトープ(水生生物を育てる小さな生態系)
3 AI
4 哲学・人文学
5 投資の情報発信

とてもじゃないけれど、インデックス投資をメインにしていなければ、どれも取り組めなかった可能性があります。

けれど全部やれているし、どれか一つに絞る必要がない。 これは結構すごいことだと思いますね。

もし投資の管理に毎日数時間を取られていたら、間違いなくどれかを諦めていました。というか初めてすらなかった気がします。

園芸もビオトープも、最初の立ち上げにそれなりに時間がかかりますから。

インデックス投資は「投資をやめる」ために選んだわけではありません。 投資は続けたい。でも、投資だけの人生にはしたくない。 その両方を可能にしてくれたのが、管理負荷の小さなインデックス投資だったんです。

投資アカウントとしての発信も含めて、自分の「全部やりたい」を詰め込めるようになった。 この余白こそが、数字には表れないリターンなのかなぁと思っています。

5年を超えて初めて言える「意外と大丈夫」

投資を始める前の私には、漠然とした怖さがありました。 「損したらどうしよう」「難しそう」「自分には無理かも」。 今思えば、よくわからないものに対する不安だったんだと思います。

でも実際に5年以上続けてみて、率直に言うと 「意外と大丈夫だった」 というのが一番の感想です。

もちろん投資にリスクはあります。 ただ、それはハサミや車と同じで、使い方次第なんですよね。

  • ハサミは人を傷つけることもできるけど、紙を切るのに便利な道具でもある
  • 車は事故を起こせば命に関わるけど、移動の自由を与えてくれる

投資も同じで、「長期・分散・低コスト」という基本原則を守れば、取り返しのつかない事故はかなり防げます。

信託報酬(=運用管理費用)の低い商品を選び、一つの国や銘柄に集中せず、短期の値動きに一喜一憂しない。 それだけで、あとは時間が味方してくれる可能性が高いのはありがたい話です。

とまぁこんな感じで言えるのは、5年という時間を経たからこそです。

1年目や2年目だと、まだ含み損を抱えている時期も当たり前にあると思います。 最悪のタイミングでスタートすると、10年含み損もありえるかもしれません。

でも、淡々と積立を続けていると、いつの間にか資産額が年収を超えていたりする。 インデックス投資じゃなくてもできるけれど、インデックス投資だと継続しやすくて、結果的に大丈夫になりやすい 気はします。

投資は、生活の「バランサー」になる

ここまでは「管理が楽で時間が浮く」という実用的な話をしてきましたが、もう一つ、精神面の話もしておきたいです。

生活や仕事の世界には「こうあるべき」「これが正解」というロジックがあります。 人間関係の機微だったり、組織のルールだったり、世間の常識だったり。 そういうものに左右されながら、私たちは日々を過ごしています。

一方、投資の世界には 「稼いだものが正義」 という、まったく別のロジックがあります。 もちろん現実には格差もあれば不公平もあります。 でも少なくとも、数字の上での結果がすべて。みたいな、妙な清々しさがあるんです。

この「落差」に触れていることが、私にとってはいいバランサー(=心のバランスを取るもの)になっています。 目の前の生活の論理にどっぷり浸かっていると、どうしても視野が狭くなるからですね。

でも、投資という別のロジックを知っていると、メタ認知(=自分を客観視する力)が鍛えられるんです。

面白いことに、その逆もあります。 生活の中で「本質はこれだな」と気づいたことが、投資判断に活きたりする。 お互いに逆輸入し合える関係というか。

だから投資は、資産形成の手段というだけでなく、自分の視野を広げてくれる相棒でもあると思っています。

まとめ

インデックス投資の一番の価値は、リターンの高さでも手数料の安さでもないと思っています。 管理しなくていいことなんですよね。

その真価は、1年や2年ではわからないかもしれません。 でも5年、10年と続けたとき、「投資をしながら、投資以外の人生も思い切り楽しめている」 という実感がきっとやってくるんだと思います。

そんなこんなで綴ってきましたが、これから投資を始める方におすすめしたいのは、次の3つです。

  • 少額でいいから、とにかく早く始める
  • 積立設定をしたら、あとは基本放置でOK
  • 浮いた時間で、自分の「やりたいこと」を思い切りやる

インデックス投資は、そのための自由をくれる土台です。

まあ、そんな感じで、インデックス投資の管理の少なさを活かして、これからも色んなことに挑戦していけるといいなぁという話でした。