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物価が上がり続ける中で、給料はなかなか増えない。そんな現実に直面し、気づけば銀行口座の残高がじわじわと減っている…そんな不安や焦りを感じている方は多いのではないでしょうか?
「節約しなきゃ」と思っても、ただ我慢するだけの生活は心が疲れてしまいますし、結局続かないことも多いですよね。そこで今回は、単なる我慢ではなく「買わない」という賢い選択で無駄な支出を減らし、物を増やさずに心豊かに暮らすための最強節約術をご紹介します。
これからお伝えする方法は、あなたの生活に無理なく取り入れられ、衝動買いを防ぎながらも本当に価値あるものにお金を使う力を育ててくれます。
ぜひ、未来の自分のために一緒に考えていきましょう。

↓今回の記事の元となった動画
なぜ「買わない」が最強の節約術なのか?

「節約」と聞くと、多くの方は「我慢」や「辛抱」をイメージしがちです。しかし、「買わない」という選択はただの我慢ではありません。これは自分にとって本当に大切なものを見極め、積極的に選び取る「選択」なのです。
節約の誤解としてありがちなのが、「とにかく安いものを買えばいい」という考え方です。もちろん価格は重要ですが、安さだけを追い求めると「安物買いの銭失い」になりかねません。
例えば、すぐに壊れてしまったり、使い勝手が悪くて結局使わなくなったり。結果的にもっと高いものを買い直すことになれば、それは節約とは言えません。
本当に大切なのは「価格」と「価値」のバランスを見極め、長く使える満足度の高いものを選ぶこと。つまり、単に節約を目的に安い物を買うのではなく、自分の価値観に合った本当に必要なものを見極めて買うことが「買わない」節約術の本質です。
そのためにはまず、「自分の価値観を理解すること」が大前提となります。あなたは何にお金を使いたいのか?何があれば幸せを感じるのか?逆に何がなくても困らないのか?これらを自分自身で理解することが節約のスタート地点です。
世間の流行や他人の価値観に流されず、自分だけのものさしを持つことが、賢いお金の使い方につながります。
物を増やさず生活を豊かにする具体的な方法
「買わない」節約を成功させるためには、具体的な習慣づくりが欠かせません。ここでは3つの実践的なアドバイスをご紹介します。
「持たない」を習慣化する:ワンイン・ツーアウトの法則

みなさんの部屋には、どれくらいの物がありますか?気づいたら物が増えて収納スペースがいっぱいになっている…そんな経験はありませんか?物が多すぎると、どこに何があるか把握できず、同じようなものをまた買ってしまうという悪循環に陥りがちです。
この問題を解決するためにおすすめなのが「ワンイン・ツーアウト」というシンプルなルールです。これは「新しいものを1つ買ったら、代わりに古いものや不要なものを2つ手放す」という考え方です。
この方法が有効な理由は2つあります。まず、物理的に物の総量を確実に減らせること。1つ買って1つ捨てる「ワンイン・ワンアウト」でも物は増えませんが、2つ手放すことで積極的に物を減らすことができます。次に、心理的なブレーキになることです。買い物の際に「これを買ったら何を2つ手放そうか」と考えることで、「本当にこれ必要かな?」と冷静に考えるきっかけとなり、安易な買い物を防いでくれます。
具体例を挙げると、新しいTシャツを1枚買ったら、1年以上着ていないTシャツとヨレヨレになった靴下を2つ手放す。また、新しいガジェットを買ったら古いモデルと使っていなかった充電ケーブルを手放す、といった具合です。
実践方法は以下の3ステップです。
- まず家の中の持ち物を整理し、明らかに不要なものを手放す。
- 「ワンイン・ツーアウト」と書いた紙や画像を財布やスマホケースなど目につく場所に貼る。
- 物を買う前に「何を2つ手放すか」を具体的にイメージする癖をつける
- もし手放すものが思いつかない場合は、それはまだ買うべきではないというサインかもしれません。
- 多くのミニマリストや整理収納アドバイザーも推奨している実績ある方法です。物を管理する手間や時間も節約できるので、ぜひ試してみてください。

ただ、やりすぎるとやがて必要なものまでなくなってしまうから注意してね
「所有」から「利用」へ:サブスクとシェアリングの活用術

次に、年に数回しか使わないのに高価なものを持っていませんか?例えば、たまの旅行でしか使わないスーツケース、数年に一度のDIYで使う電動ドリル、友人の結婚式でしか着ないフォーマルウェアなどです。これらは買うためのお金だけでなく、保管場所やメンテナンスにもコストがかかっています。
そこでおすすめなのが「所有」ではなく、必要な時だけ「利用」する考え方です。サブスクリプション(定額制サービス)やレンタル、シェアリングサービスを活用することで、初期費用や維持費を大幅に削減できます。さらに、物の管理の手間や保管場所の悩みといった精神的なコストからも解放され、生きることが楽になるかもしれません。
具体例としては、車があります。月に数回しか乗らないなら、購入して維持費を払うよりもカーシェアリングやレンタカーを利用した方が経済的です。

私自身は田舎暮らしのため車の所有は必須ですが、所有にかかる費用の大きさは身に染みて感じています。もし生活に車の所有が必須でなければ、ぜひ検討した方が良いかと。
また、本や雑誌も同様です。所有すると場所を取りますが、電子書籍の読み放題サービスや地域の図書館を利用すれば、わずかな費用か無料でたくさんの本に触れることができます。例えば、Kindle Unlimitedは私も数年間利用し続け、乱読を楽しみました。最近はお気に入りの本を繰り返し読むことが多いですが、Kindle Unlimitedの無料や格安キャンペーンを活用しながら楽しんでいます。Amazonプライム会員ならPrime Readingも利用可能で、無料でも十分楽しめます。
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他にも洋服のレンタルサービスや工具のレンタルなど、様々な分野でシェアリングサービスが拡大しています。総務省の情報通信白書によると、こうしたシェアリングエコノミーの市場は年々拡大傾向にあり、多くの人が「所有」より「利用」の価値に気づき始めている証拠と言えるでしょう。
実践方法はシンプルです。まず、自分の所有物の中で「使用頻度が低いもの」をリストアップし、それらを代替できるサブスクやシェアリングサービスがないかインターネットで調べてみましょう。年間の所有コストと利用コストを比較検討し、メリットが大きいものから切り替えていくと効果的です。

所有欲から解放されると驚くほど身軽になれますよ~
「欲望」をコントロールする:買い物リストと冷却期間の導入

誰にでも経験がある「衝動買い」。お店に入ったら買うつもりのなかったお菓子や新製品のガジェットに惹かれて、ついカゴに入れてしまうことはありませんか?私もセール情報を見ていると、目的の商品以外もついついカートに入れてしまうことがあります。特に仕事で疲れていたりストレスが溜まっていると、買い物で発散したくなり衝動買いに走りやすくなります。
この無駄な支出を防ぐ強力な武器が「買い物リストの徹底」と「冷却期間の導入」です。行動経済学の観点からも有効性が説明できます。
買い物リストは、私たちの注意を「買うべきもの」に集中させ、それ以外の魅力的な商品への誘惑を断ち切る効果があります。一方、冷却期間は「今すぐ欲しい」という感情的な欲求を「本当に必要か」という理性的な判断に切り替えるための時間を与えてくれます。これは、人間が目先の利益を過大評価してしまう「現在バイアス」という心のクセを克服するのに役立ちます。
具体的な実践例をご紹介します。
スーパーへ行く前には必ず冷蔵庫の中身を確認し、買うものをスマホのメモ機能などに書き出してから家を出ます。店ではリストにあるものだけを探してカゴに入れ、リスト以外の売り場には極力立ち寄らないようにしましょう。
また、ネットショッピングでは欲しいものを見つけてもすぐに決済せず、一度カートに入れたまま24時間放置します。翌日もう一度カートを見て、それでも本当に必要だと感じたら初めて購入手続きに進みます。

100%だと息がつまる?なら一部からスタートしたり、買う物の種類で分別するのも良いんじゃないかな?
実践ステップは以下の通りです。
- 買い物に行く前は必ずリストを作成する習慣をつける。
- リスト以外の売り場には極力立ち寄らない。
- 例えば「1万円以上のものを買うときは必ず24時間待つ」といった自分だけのルールを決め、その間に「なぜそれが欲しいのか」「それが無いとどう困るのか」「他のもので代用できないか」と自問自答する。
- この手法は、ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマン氏の著書『ファスト&スロー』で語られている人間の思考システムにも通じる合理的な方法です。衝動をコントロールできれば、確実に貯金は増えていくでしょう。
「買わない」を選んだ私の体験談

「買わない」という選択を聞いて、「なんだか貧乏くさいな」「人生がつまらなくなりそう」と感じる方もいるかもしれません。
実は私も昔はそう思っていました。20代の頃は物欲が強く、給料が入ると最新のガジェットや友達との飲み会にほとんど使っていました。収入も今よりずっと低かったのに、よくそんな生活をしていたなと思います。ただ当然のように貯金はほとんどありませんでした。
部屋はあまり使わない物で溢れ、心も散らかっているような状態でした。転機となったのは資産運用を本気で考え始めた頃です。お金を使うときは買い物や体験で得られる価値に注目し、徐々に使い方が変わっていきました。失敗もありましたが、成功する確率はどんどん上がりました。
すると不思議なことに、クローゼットがスッキリするだけでなく、頭の中も整理されていく感覚がありました。掃除が楽になり、服を選ぶ時間も短縮されました。物を減らしていく過程で、私は何が好きで何がなくても平気なのか、自分の価値観がはっきりと見えてきたのです。

意外と知らず知らずに認知資源を使っていたんですね…
「買わない」ことはただ我慢したり諦めることではありません。自分の限りある資源、つまりお金や時間、エネルギーを自分にとってもっと価値あることに使うための積極的な選択です。流されるままに物や体験をするよりも、意図や狙いをもってお金を使うことこそが、人生を豊かにしていく鍵だと私は考えています。
まとめ

物価高が続き将来に不安を感じやすい今だからこそ、お金に振り回されずに自分らしく豊かに生きるためのヒントとして、「買わない」節約術をお伝えしました。明日からすぐに始められる3つの具体的なアドバイスをまとめます。
- ワンイン・ツーアウトの法則
新しいものを1つ買うときは、古いものや不要なものを2つ手放して、物の総量を物理的にコントロールしましょう。 - 所有から利用へ発想転換
使用頻度の低い高価なものは、サブスクやシェアリングサービスを活用して所有コストやストレスを減らしましょう。 - 買い物リストと冷却期間を活用
買い物前にリストを作り、リスト以外の売り場には極力立ち寄らず、衝動買いを防ぐために大きな買い物は24時間待って本当に必要か自問自答しましょう。
この節約術は単なる我慢ではなく、自分の価値観に基づいた賢いお金の使い方です。小さな一歩があなたの未来を大きく変えるかもしれません。ぜひ、この考え方を生活に取り入れて、心もお金も豊かな暮らしを実現してください。
さらに詳しく資産運用や家計管理について学びたい方は、このサイトやYouTubeチャンネル・xなどをご覧ください。一般人ならではの暮らしに役立つ情報を多数発信しています。
YouTubeチャンネル│ほたるの【資産運用は人生】
よくある質問(FAQ)
Q1: 「買わない」節約は物欲を我慢するだけではありませんか?
A1: いいえ、「買わない」は単なる我慢ではなく、自分にとって本当に価値あるものを見極める積極的な選択です。無駄な買い物を減らし、本当に必要なものや体験にお金と時間を使うための方法です。

とはいえ、しっかりお金を貯めたいのであれば、相応の我慢は求められると思います
Q2: ワンイン・ツーアウトの法則を続けると、本当に必要なものまで減ってしまいませんか?
A2: そのリスクはあります。だからこそ、自分の生活に必要な最低限の物は残すようにし、やりすぎには注意が必要です。例えば、履き替えるパンツが足りなくならないようにバランスを取ることが大切です笑
Q3: サブスクやシェアリングサービスは本当に節約になりますか?
A3: 使用頻度や利用状況によりますが、年に数回しか使わない高価なものは、所有するよりサブスクやレンタル利用の方が初期費用・維持費・管理の手間を減らせることが多いです。所有コストと利用コストを比較して判断しましょう。
Q4: 買い物リストと冷却期間はどのくらい効果がありますか?
A4: 行動経済学の研究でも、買い物リストは注意を「買うべきもの」に集中させ、冷却期間は感情的な衝動買いを理性的な判断に切り替える効果が証明されています。これらを習慣化すると無駄な支出が大幅に減ります。
Q5: すぐに始められる節約術はありますか?
A5: はい、まずは買い物前に必ずリストを作成し、家の中の持ち物を整理して不要なものを手放すことから始めましょう。小さな一歩が大きな変化につながります。色々